テトウストレとは、学名を「BULNESIA SARMIENTI」といい、太陽の国メキシコの原生林に自生している樹木です。 テトウストレという名前は、メキシコの先住 民である現地インディオの言葉で、「天より降ろされし植物」という意味をもっています。
チャケコストレとも呼ばれるこの樹木は、ペドロ・ヘルナンデス・ロペスというメキシコ人によって見出され、研究の末、現代によみがえりました。
ロペス氏は、あるメキシコジャングル内に住むインディオたちが老若男女の区別なく、ほとんどが病気知らずで暮らしているという長寿部落があることを知り、
その地を訪れました。 そして彼は、インディオたちと共に生活することを希望し、その生活の中で、彼らが好んで飲んでいた健康茶「テトウストレ」を飲み続けた
のです。そうすることで、信じられないほどの健康を得たロペス氏は、いつしかこのお茶の研究に没頭していきました。
周りの人たちにもテトウストレの飲用を勧めていったロペス氏は、あまりの反響の大きさに驚き、ついに、バハ・カリフォルニア自治大学、UABC医科大学、メキシコ医科大学、バイオ・スクリーンテスティングサービス社といった、権威ある機関の研究者を集めてチームを編成するに至ります。
そして、約2年半にわたり本格的な研究と、約5,000人にも及ぶ人たちを対象にした試験を重ねていったのです。
研究チームによって確かな有用性が確認されたテトウストレは、さらにラットを使った試験などで、健康に大きく貢献するばかりでなく、安全で無害であることも証明。
これらの研究結果によって、1994年、FDA(米国食品医薬品局)の天然植物部門がテトウストレを健康食品として許可し、1995年にはメキシコ政府およびメキシコ衛生省(SECRETARIA DE SALUD)が健康食品として承認しました。
テトウストレという樹木は、メキシコユカタン半島の原生林に自生し、人の手が一切加えられていない、まさに大自然に育まれた植物です。農薬や化学肥料はもちろん、防腐剤や添加物などとは無縁の100% 天然の素材です。
メキシコ・ユカタン半島の原生林にテトウストレの樹木は自生していることが分かっていますが、正確な場所はメキシコ政府も明らかにしておりません。
インディオたちは、マヤ・アステカ文明のころから、このテトウストレの樹皮を煎じたお茶を飲んで体のトラブルを解消し、健康を維持してきました。
一説によると、テトウストレが自生している地域はジャングルの奥深い場所で、しかも内紛が絶えない地域であるために外部に広まることもなかったとされています。
現在でも、無秩序な採取を避け自然を保護するため、さらには植林と称して他所へ持ち出して違う樹木が混ざることのないよう、テトウストレの原木は一般には公開されておりません。 メキシコ政府は、この
樹木の写真すら公開しない徹底ぶりで、テトウストレは今なお神秘的な存在なのです。
逆に、こうした閉鎖性が功を奏し、原材料としてのテトウストレの品質は当初から変わることなく安定しています。
では、なぜテトウストレは、このようなすばらしい力をもっているのでしょうか?
テトウストレには、様々な天然の有用成分が含まれていますが、その中でも特に注目されているのが「カテキン」です。
カテキンはポリフェノールの一種であるタンニンの主要成分です。還元力で名高いポリフェノールの中でも、カテキンは特に優れていて、その力は同様な作
用のあるビタミンEの20倍にもなります。 テトウストレの有用性にカテキンの力が大きく貢献していることは、充分に考えられるでしょう。
緑茶やテトウストレの渋い味はこのカテキンによるものです。
ただし、テトウストレが緑茶などと違うのは、カテキンバランスが他のどのお茶とも違い、極めて個性的でテトウストレ固有のバランスであることです。
※テトウストレの分析試験結果 (カタログ掲載のテーブル)お茶に含まれるカテキン類は、一般的に「エピカテキン」と呼ばれるものが最も少ないのですが、テトウストレはなぜかエピカテキンが最も多いのです。
しかも、4種類のカテキン含有量が、テトウストレでは緑茶のちょうど反対のバランスになっています。
つまり、緑茶などは「ガロカテキン」「エピカテキンガレート」「エピガロカテキン」「エピカテキン」の順番ですが、テトウストレでは全く逆の順番で含まれています。 こうした成分比率は、テトウストレ以外の他のお茶には見られません。
テトウストレ特有の、この成分バランスの違いがどのような影響を与えているのか、今のところまだはっきりとは分かっておりません。しかし、テトウストレには、カテキンの中でも最も活発な働きをするとされるエピカテキンの量が一番多いということは、テトウストレの特質を強く印象づけているといってよいでしょう。 もちろんテトウストレの驚異的な力の源泉は、このカテキンだけによるものではありません。日差しの強い過酷な土地に自生するテトウストレの樹皮には、自分の身を守るために様々な成分が存在していておかしくありません。 たとえ4つのカテキンをテトウストレと同じようなバランスで組み合わせたとしても、決してテトウ ストレと同じ結果は得られないでしょう。
さらにテトウストレは、緑茶などに含まれているカフェインがほとんど含まれていないという特徴があります。カフェインは、どなたもよくご存知のように刺激物ですので、摂りすぎは健康に良くありません。ですから、カフェインを含まないテトウストレは、内臓を刺激することなく安心して飲むことができるのです。
メキシコ内の、あるジャングルに暮らしている長寿
インディオ部落で、原住民がマヤ・アステカ文明の時代から語り継いてきた秘宝の樹木テトウストレ。
日差しの強い過酷な土地に自生するテトウストレは、自分の身を守るために、さまざまな有用成分を備えるようになったと考えられます。
ジャングルには、薬用植物についての経験的な知識を持つ先住民のシャーマン(呪術医)がおり、テトウストレもまた、そうしたシャーマンによって伝え保護されてきた植物のひとつです
インディオたちは、マヤ・アステカ文明のころから、このテトウストレの樹皮を煎じたお茶を飲んで体のトラブルを解消し、健康を維持してきました。
テトウストレを語り継いできた原住民とは、定かではありませんがラカンドン族ともいわれています。彼らは、メキシコ・チアパス州のジャングル奥深くで、今でもマヤ時代からの習慣を守って生活し、自然の恵みによる自給自足の生活と古
くから伝わるテトウストレなどの薬樹や薬草の知識によって健康・長寿を誇っていることで知られています。
中でもテトウストレは、外部に広めることなく一部の民族だけに受け継がれたといわれ、そうした地域にロペス氏が分け入ることがなかったら、現在、多くの悩める人たちに感謝をもって飲まれているテトウストレ茶が、他国へ知られること
はなかったかも知れません。
ロペス氏が身をもって体験したテトウストレの力を、どうしても世に広めたいとする執念が、今日の100万人以上のテトウストレ愛飲者につながっているのです。
メキシコ政府は、ロペス氏の業績を認め、テトウストレの自生している場所を公表しないで保護しています。この樹木の権利を持っているロペス氏だけが、テトウストレの樹皮を輸出することができます。したがって、ロペスグループの管理 のもと、慎重に袋詰めされた原料だけが、本当に高品質で信頼できるテトウストレということができるのです。